チビクロキノコバエの害

今年はマルチを定植時にはかけず、5月20日にマルチがけを完了しました。理由は少しでも株に湿度を与えたかったからです。高設ベンチ栽培で地表から隔離され、さらにポリマルチで培土表面を覆われてしまってはイチゴの株は慢性的に乾燥状態になります。冬のイチゴであればそれほど問題にならなくても、夏季高温下での夏秋イチゴ栽培では個人的には大問題と考えています。いくら光を当ててCo2があっても、乾燥の葉の気孔が閉じてしまっては光合成はすすみませんからね。またご存知のとおり、乾燥下ではダニパラダイスになりやすいです。

というわけで、今年は花上げ後までマルチをするのを遅らせたわけです。ところが大きな問題が発生。5月に入って天気の悪い日が続いたせい?でチビクロキノコバエが大量に発生しました。コイツはやっかいで成虫に効く薬剤がほぼありません。毎年発生はするのですが、マルチをしていなかったせいで、むき出しの培土表面で(たぶん)大繁殖し、幼虫がクラウンを食害するらしいのです。

メセンチュウの被害に少し似ていますが、葉は固く厚く大きくならず、特に花房に異常がでます。固く伸長せず、花も咲かず咲いてもまともに肥大しません。これにハウス全体的にやられてしまい、感覚的には6月一ヶ月間で数百キロロスしたのではないかと思います。幸い、次の花房は正常になるものが多いのですが、精神的にもダメージが大きいです。

やはり定植時にマルチしておいたほうがいいですね。

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