夏イチゴ栽培に適した場所

あらためて夏イチゴについて。

「夏イチゴ」と言ってますが、夏秋イチゴ もしくは夏秋採りイチゴが正式に近い?言い方です。ネットで検索する時はこれらのキーワードを検索した方が様々な情報が見つかります。

 朱りファームは山梨県北杜市にあります。現在、北杜市には夏イチゴ農家は3,4件しかありませんが、以前はもう少しありました。辞めてしまった農家さんの理由はいろいろ聞いていますが、ぶっちゃけ「採れない、儲からない」から辞めてしまったんだと思います。当時の1反あたり収穫量は1.5t程度であったそうで、仮にキロあたり2000円で売れたとして、反収は300万となるわけです。
 「反収300じゃかなりいいんじゃね?」と思うかもしれませんが、イチゴは他の作物に比べると労働力はかなりかかります。必ずしも利益は多くはないわけです。このあたりの話はまた別の機会にお話しできればと思います。

 さて夏イチゴ栽培に適した場所ですが、コレなかなか難しい問題ですが ” 夏に涼しい場所” が適していることは間違いありません。事実、国内の主要な夏秋イチゴの産地は東北・北海道に集中しています。関東近県では長野県が有名です。関西以西でも栽培されていますが、大きな産地はありません。

 極端な高冷地を除き、基本的には涼しければ涼しいほどいいです。7月8月の最高気温の平均が30℃以下というのが一つの目安になるような気がしています。


 その他、良質の水が豊富ある、日照が良いなどは他の作物と同様です。

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